界面活性剤 セラミド

界面活性剤がセラミドを流出

市販されている化粧品のほとんどには界面活性剤が含まれています。
界面活性剤は水と油のように混じり合わないものを混ぜ合わせる役割を果たし、汚れを洗い落とす洗浄の働きをしてくれます。
特に、化粧品ではクレンジング剤に多く含まれています。
油分が含まれているファンデーションなどは、汚れを包みこんで浮かせるはたらきがある界面活性剤でないと洗い落とすことが出来ません。
クレンジング剤には欠かせない界面活性剤ですが、肌に悪影響ももたらします。
界面活性剤はメイクアップや皮脂汚れ、古くなった角質などを落としてくれますが、界面活性剤が多過ぎると角質層のセラミドが溶かされて、外部刺激からお肌を守ってくれているバリアまで壊してしまうのです。
角質層のセラミドが流出すると、角質層に水分をとどめておく働きが失われ、肌の水分が蒸発して乾燥してしまいます。
肌バリアが破壊されて外部刺激をシャットアウトできなくなると、お肌は敏感になり、赤みを帯びたり痒みを感じたり、しっしんが出たりと様々なトラブルも生じてきます。
界面活性剤の含有量が少なめのクレンジング剤を使うようにして、クレンジングをする時間は40秒以内にとどめるなどして、大切なセラミドが流出しないように気を付けましょう。
なお、一般に界面活性剤の含有量が少なめのクレンジング剤は「クリームタイプ」や「乳化ジェルタイプ」のものと言われています。
乳化ジェルタイプとは、ジェル状クレンジングの中でも白く濁っているタイプのものになります。
透明ジェルタイプのものは乳化ジェルタイプのものより、通常界面活性剤が多く含まれているそうです。